私の大好きなペルソナシリーズのスタッフが開発したゲーム、ということでプレイしました。率直な感想はペルソナの方がおもしろかったです。主に気になったところのレビューになります。
良かったところ
今作ではアーキタイプというFF5のジョブのようなシステムがあります。従来のペルソナでは主人公以外の仲間は使えるスキルが固定だったのですが、今作では仲間も自由にアーキタイプを使い分けられます。柔軟な戦略をとれるところが良いところでした。
改善してほしいところ
- バトルの難易度が理不尽
一部の敵が強いというか理不尽であっというまに全滅します。イライラしてしまうので後半は難易度を下げてプレイしました。こちらの攻撃がミスしたり無効属性で攻撃するとパーティー全体の攻撃回数が大幅に減って一気に戦略が崩れます。ミスの確率が高いのも気になりました。 - フィールドバトルが難しい
ターン制のコマンドバトルに入る前にフィールドでアクションバトルがあるのですが、これが難しい。遠距離のアーキタイプにすると簡単にはなります。そのため主人公のアーキタイプが固定されてしまう傾向があります。 - メタルスライム的な敵が100%逃走する
このゲームにもおいしいアイテムを持ったすぐ逃げる敵が存在します。ただ、こいつが100%逃走するので全くドキドキがありません。こいつを倒すために弱点をつけるスキル構成にして短期決着を狙うしかなくなります。せっかくの幅広いスキルで遊べる環境が活かせていないです。 - アーキタイプのデザインが微妙
全部で20種類以上のアーキタイプが存在するのですが、見た目がほとんど区別がつきません。新しいアーキタイプを入手したときの楽しみが半減します。FF5だとクルルを魔獣使いにすると着ぐるみでかわいかった、とか印象に残ってますが今作のアーキタイプで印象に残ったデザインはありませんでした。
まとめ
ペルソナが大好きで期待してプレイすると期待外れとなるかもしれません。ペルソナはポップな雰囲気のBGMやシリアスなストーリーとのバランスが絶妙でした。メタファー:リファンタジオは終始ダークな雰囲気でBGMもお経?のようなものが中心でした。
共通点はあるものの、別の世界観のゲームとしてプレイしたい方にはおすすめできます。
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