当時かなりやり込んだゲームで、30回以上はクリアしていたと思います。まさかこのゲームがリメイクされるとは思っていなかったのですが、開発陣の皆様には感謝しかありません。発売までもう少しで待ちきれませんが、当時の思い出を振り返っていきたいと思います。
ルドン送り
この言葉を知ったのは大人になってからですが、当時私もやっていました。このゲームは皇帝の能力を代々1000年ほどかけて引き継いでいって敵と戦っていく、というストーリーなのですが次に能力を引き継ぎたい皇帝は抽選で5名から選ぶシステムになっています。この抽選から漏れたキャラを使いたいときは抽選されるまで延々と全滅させる、ということをすることになるのです。早く全滅させるにはルドン高原というエリアで敵と戦うのが手っ取り早く、植物系の敵の触手で皇帝が倒されるのを眺めていたのを思い出します。また、軍師の中でコウメイが非常に強力で彼が使えるようになるまで軍師のキャラをインペリアルアローの先頭に配置してLP0にしていました。
武器のバランスが極端
★★★:大剣、斧
★★:剣、槍、体術
★:棍棒、小剣、弓
何週もプレイしていると、使う武器が限定されてきます。大剣と斧はアバロン城の武器開発で最強クラスの武器を量産できること、終盤まで使える強力な技をひらめくこと、の2つの理由で採用が多かったです。グレートアクスを量産してヨーヨーを連発していた人も多いのではないでしょうか。リメイクでは原作で使われなかった武器の救済も期待しています。ちなみに、弓はダメージは出しにくいのですがグリムリーパーの固有技『皆死ね矢』は一部の雑魚戦でよく使っていました。
技をひらめいたときの快感
このゲームは技を覚える方法が特殊で、戦闘中にピロリーンと電球が光り突然技を習得する仕様になっています。このひらめきシステムが斬新でこの快感を求めて何度もプレイしていたと思います。サガ特有のレベルアップ以外で強くなっていくシステムですね。特に気持ちよかったのは『乱れ雪月花』をひらめいた時と、大根みたいな敵が連発してくる『睡眠』の見切りをひらめいた時でした。
つむじ風をひらめかない
技のひらめきには、特定の技を使ったときだけひらめく派生技という仕様があったのですが当時この仕様を知らずにつむじ風を覚える目的でずっと剣を素振りしていました。つむじ風という技は中盤以降まず使わない『なぎ払い』からしかひらめかないのでいくら素振りしてもひらめかない仕様です。リメイクではひらめく可能性があるときに電球のアイコンが表示されるのでこのあたりは優しい仕様になっているようです。
噴火するコムルーン火山
ストーリーの中で火山の噴火を止めよう!という場面があります。これを放置すると火山が噴火してしまう代わりに冥術が使えるようになるという隠し要素があるためよく放置していました。ストーリー的には噴火を止めないと町の人々も犠牲になりよくないのですが、放置する人も多かったと思います。サガにはアイスソード然り人間の良心を試すようなイベントがありますね。
レアアイテムドロップを粘る
特定の敵が低確率で落とすレアアイテムがあるのですが、当時は『竜槍ゲイボルグ』『オートクレール』『デストロイヤー』など集めることに成功しました。相当な回数粘っていたと思います。実際に集めても実用性はあまりなかったので、リメイクでは最強性能にしてくれたらうれしいですね。
ラスボスで詰む
ラスボスの手前でセーブすると引き返せない、それまでのボスのような短期戦で火力ごり押しが通用しない、などの理由でラスボスが非常に凶悪な強さでした。ラスボスで詰む→クイックタイムを使って勝つ→クイックタイムなしで勝つという順番で攻略していました。慣れてくるといかにクイックタイムを使わずに勝てるか、という縛りを自分に課していました。『リヴァイヴァ』や『幻体戦士法』など補助系の技/術を活用するとやっと勝てる鬼畜な仕様でした。
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